あけましておめでとうございます。
久々にブログを更新した。
いや、というかブログを更新することが出来た。
理由は単純。家のインターネット回線が壊れてしまったのだ。
あー。ネット動かなくなったか~。まぁいっか。明日直そ。
と言ってから60日が経過していた。
僕は、よく物事を後回しにするクセがあるのだが、この後回し具合は流石に終わってる。
何が明日直そ。である。
60日はヤバい。
1日後に、直そ。と誓ってから60日経過したのだ。
あっという間だった。
もはや、怖い。
つい先日直そと言っていた気がする。
久々に戻って来たのだが、浦島太郎にでもなった気分である。
気づけば、色んな事が終わっていた。
ハロウィンが終わった。
何も起きなかった。むしろオバケでもいいから来てお菓子くれよって。
クリスマスが終わった。
「あーそういえば今日クリスマスか。」ってまたなった。鍋を振っていた。
そして、知らない間に年が明けていた。
あばよ。平成って。
流石に早すぎない⁉
時の流れが僕の気持ちよりも遥かに前に進んで行く。
全然追いつけない。もうとっくにリードゾーン超えてんのにバトンが全然渡せない。
ちょっ、、止まろって。1回!ねっ⁉って。
しかし、時はそんな僕の思いをガン無視して進んで行く。
いくら、風邪を引こうが、怪我をしようが、呑気に寝ていようが、手を緩めることなく鬼のスピードで加速してく。
RPGの主人公のように、後ろを振り向くことなく真っ直ぐ前へと進んで行く。
そう、なんかもう、あれ。キラキラしてる。
もうね、目がキラキラしてる。止めらんないわ。あれ
まだ見ぬ世界へ飛び込もうとするワクワク感か良く分かんないけど、そういう冒険者精神いいから1回落ち着こ。ね⁉
もう2019回目でしょ?そろそろ学習しよ?
同じイベントがまたやってくるんだって。そろそろバレンタイン見えてきてるでしょ?
そういう事だって。
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そう僕が語り掛けてからしばらくすると、目の前に時の妖精が現れた。
時の妖精は険しい表情で僕に語り掛ける。
「貴様、また同じだと?」と
妖精は続ける。
「確かに、毎年同じイベントが行われるかもしれない。バレンタインだってもうそろそろだ。もう5、6年貰えてない貴様にとってはただの平日に過ぎないかもしれない。今年もそれが濃厚だ。」
妖精は続ける。
「クリスマスだって、ハロウィンだって、元旦だってそのうちすぐにやってくるかもしれない。彼女がいない貴様にとっては、単なる平日なのかもしれないが。」
僕は、「あ、あの。バカにしてますか?」と言った。
妖精は続ける。
「そして毎年のように、また結婚する人々がいる。ま、まぁ彼女がいない貴様にとっては関係のない話だと思うが。」
僕は、「絶対バカにしてますよね?ちょっと笑ってるし。」と言った。
妖精は続ける。
「しかしだ!これはあくまで、貴様が今までと同じだった場合だ!貴様が変われば、このような平日だと思える日も、煌びやかなイベントに変わるかもしれないのだぞ。」
妖精の表情が変わった。真剣な目で僕に語り掛ける。
「今年は、違うかもしれない。今年こそは貴様に念願の彼女が出来て、大いなる一歩を踏み出せるかもしれない。そんな期待感が我々にはあるのだ。この好奇心が抑えらない。だから我々は常に前に進んで行くのだ。」
ごくりと頷き。
気づけば、僕は真剣な眼差しで妖精の言葉を聞いていた。
「いい表情になって来たな、小僧。その調子だ。今年は期待しているぞ。」
妖精から頼もしい声が聞こえた。
そんな妖精に、僕は力強く問いかける。
「あ、あの。出来ますかね⁉こんな僕でも!今年こそは!!彼女が出来て、幸せな1年を迎える事が出来ますかね!!?」
妖精はしばらく黙ったのち、
「それは、よくわからん」とだけ言って、僕の前から立ち去って行った。
そのスピードは去年よりもより一層早く、チョロQの如く消えていった。
必死に後を追っていた僕であったが、当然追いつける事無く、途中で妖精を見つけるのがめんどくさくなったので、諦めた。
気づけば、年が明けてから、7日間が経過していた。
はっや。もう7日経ったのかよ。
とか言いながら、ブログを更新していた7日目の夜でした。
あ、皆さん。
明けましておめでとうございます。