サウナ嫌いが、ロウリュというものに初めて挑戦してきた!
こんにちわ。
とみです。
突然ですが、皆さん。
サウナはお好きですか?
あの暑くて狭い空間の中、共に皆で汗を流し、時にはお前には負けないぞ?等と勝手にライバルを決め、我慢勝負が繰り広げられたりします。
また、サウナには一度に大量の汗をかく事によって代謝が良くなり、痩せやすくなる等とも言われています。
さらには、血行も良くなり、肩こり改善や、ストレス解消にもなる。
そして何と言ってもあの出終わった後の水風呂による爽快感!!
んーたまんない!!
等と言っている人達はちょっと僕には理解できません。
そう、僕、サウナめっちゃ嫌いです。(笑)
すいません、うん、もうね暑い。とにかく暑い。
特に理由はそれだけなんですけど、さっき説明した上の条件全部差し置いて、暑いが上回る。
もう、本当に3分間も入ってられないし、なんで温泉まで行ってわざわざ、あの空間の中に飛び込んで行くのかさっぱり分かりません。
しかし、そんなサウナ大っ嫌い人間の僕が先日、ロウリュと言うものに挑戦いたしました。
・ロウリュとは?
ロウリュ(芬: löyly)は、フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法の一つである。 熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進する効果がある。 サウナストーンに掛ける水には、アロマオイルなどが加えられる。
簡単に説明すると、室温がめっちゃ上がります。(体感温度100℃くらい)
もはや、暑いじゃなくて熱い、いや痛いです。
だがしかし、このロウリュ1度体験した結果から言わせてもらうと、案外悪くない。
いや、むしろ病みつきになってしまう程の爽快感を得られた!!
そう、まるで最初は飲めなかったビールが、いつの間にか今では無くては生きていけない存在になったかのように、劇的に今までの僕のサウナ人生を大きく変えてしまったのだ。
今日はそんな奇跡的な出会いを果たした、ロウリュとの 体験談をお話ししたいと思います。
事の始まりは、先輩2人からのお誘い。
日頃の疲れを癒すため、温泉へ行くことに!
今回お世話になった 温泉が千葉県の浦安市にある、SPA&HOTEL舞浜ユーラシア
今回は日帰りなのでSPAだけ利用して、料金は2000円程。
おしゃれな外見と、車で約10分、徒歩20分圏内には我らが夢の国、東京ディズニーランドが控えてるその圧倒的な存在感!
これぞまさに、ユーラシア!!
???
ありがとうございます??
到着してから約5分でもうワクワク気分。
早く温泉入りてーなんて言いながら、テンション上げ上げです。
しかし、先輩2人から聞きなれない会話がさっきからちょくちょく聞こえてきます。
「楽しみだなーロウリュ。」
「あぁーあれ、たまんねぇーよほんと!ロウリュ。」
???
ロウリュ?ってなんすか?
聞く話によると、サウナの中にアロマ水をジャーって掛けて、水蒸気がジャーって上がっておっさんがブンブンタオル回して室内がめっちゃ熱くなる。
???
ちょっと良く分からなった。
けど何とか理解したことが、あれ体験しないのは人生損してるって言われたことと、最低サウナの中に10分は入ってないといけないという事だ。
ユーラシアの文字が一瞬だけ地獄に見えた。
まぁ、色々考えてても仕方ないので、受付で会計を済ませ、着替えと鍵を貰い、温泉へと突入!
流石はリゾートホテル!露天風呂は勿論の事、リラクゼーションルームや岩盤浴等、様々な施設が申し分なく備わってる!
現在の時刻が14時で、ロウリュの開始時刻が16時からなので、しばらくゆっくり温泉に浸かったり岩盤浴に行ったりと優雅なひと時を過ごしていた。
しかし、そんな幸せな時間もあっという間に過ぎていき、ついにロウリュの時間がやって来た。
「ちゃんと水飲んどけよ?」
「あと、入る前に水かぶっといた方がいいぞ?」
???
何か良く分からない事を、言い始めた先輩たち。
結構な生命の危機を感じた僕の不安は最高潮に達した。
とりあえず、言われた通り腹がバンバンに膨れるまで水を飲み、心臓が止まるんじゃないかと言うくらいまで勢いよく水をガバガバに被った。
そして、いざ、サウナに突入!!!
中には意外と幅広い年齢の人達が沢山いる。
おじさん達や、中には中学生くらいの子とかもいた。
共にこれから戦う皆を見て少し安心した僕はちょっとだけ平常心を取り戻した。
なるほど、こんな感じね?とか言って堂々と入場した。
いける!そう思ったのもつかの間、ものの数分で僕の体に異変が起き始める。
……
あっつ。。
普通に暑くなった。
何ならまだロウリュ始まって無いし、さっき被った水どこいっちゃったの?蒸発してって体から別の水分出ちゃってるし。
もう既に、耐えらる気がしない。(笑)
そんな、僕の気持ちはお構いなしにロウリュの説明が始まる。
「えーこれから室内大変暑くなります。初めての方や、気分が悪くなった方等、身の危険を感じたら無理せず、すぐにご退出願います。」
……
こえぇ!!!
嫌だ!もう嫌だ!ちょーこえぇ!!!
必死に心の中で否定するも、もう逃げ出す訳にも行かず、腹をくくってロウリュに挑む!!
ジューっと、
アロマ水がサウナストーンに掛けられ、ほのかにミントの香りが室内に広がる。
おっ⁉これは、めっちゃいい感じ、落ち着いて目を閉じて、微かに香るこのミントの香りが絶妙にこのサウナ内の温度とマッチして最高な空間を作っている!
なんて、言いってみたかった!!!泣
もう、バタバタです!!
そんな余裕ありません!!
おっさん、めっちゃタオル目の前でブンブン振って、その室内の蒸気もろ僕の顔面直撃なのよ。顔いてぇよ!!
いや、熱い!!苦しい!!痛い!!誰か助けて!!
鍋で茹でられてる枝豆っていつも、こんな気持ちなんだろうなー。
とか思いながらもしばらく耐え続けていた。
5分位経った頃だろうか?
「はい、ありがとうございました。いかがでしたか?」
と、おじさんから天国のような一言が聞けた。
きたーーー!!!
終わった!!耐えた!!耐えてやったぞ!!!
はっはっはっはっはっは!!!流石俺!!我慢の鬼!!我無敵なり!!
「では、続いて、第2部に入ります。さっきよりも室温の方が格段に上がりますので、無理な方は遠慮なさらず退出くださいませ。」
……………………
何言ってんだろう。このおっさん。
状況がさっぱり理解できない。え?まだあんの?
ちらっと、先輩の方を向くと、よーしこれからだ!と言わんばかりに構えている。
周りの人達も、心なしか目がこれから戦闘を開始するかのような目で、サウナストーン見てる。
あーなるほどね。これ、まだあるやつだ。
あのおじさん、1回上げてから下げてくるタイプの人だったわ。
二度揚げされるフライとか、天ぷら達っていつもこんな気持ちなんだろうなぁとか思いつつ、2度目に突入。
でも、不思議なことに、2回目はそこまで熱く感じなかった。
ん??おかしいな?こんなもんか?
なんなら、もっと来いよ!みたいな余裕まで出てきた。
慣れというものは怖いもので、2回目はあっという間に終わってしまった。
えっ??もう終わり??
いや、もうちょい行けるよ?と終わるのが寂しいまであった。
何とも不思議な気分だった。
そして、出た後の爽快感!!!
一度体験してみないとあれの良さは分からないと、先輩に最初に言われたのだが、その気持ちが何となく分かる気がする。
確かに、そうだ一度体験しないと本当に分からない。
多分、ですが恐らくあんだけ嫌いだったサウナだったのですが、今の自分は普通のサウナじゃ満足できないと思う。
先輩にロウリュに誘われてなければ、一生こんな発見無かったんだなぁと思うと、やはり人生何事も経験してみることが大切なんだと改めて思いました。
因みにこの後、2キロ程痩せました。(笑)
ダイエットにも効果的なロウリュ。
また、挑戦してみたいと思います。
では!!!!